高校卒業後に大学や短大、専門学校に進学してサークル活動や勉強で忙しくてバイトができない人も多いのではないでしょうか。
でも親からの仕送りもあとわずかで、生活費や浪費のためにどうしてもお金が必要なときってありますよね。
大学生や専門学生向けの「学生ローン」は、基本的にアルバイト収入がないとお金を借りられないようになっています。
これは銀行や消費者金融のカードローンと同じで、「働いていない＝返済が見込めない」と判断されるからです。
また働いていないのに仕事をしていると嘘をつくと、たとえ学生であってもブラックリスト入りしたり、一括返済を求められたりすることがあります。
突然に全額返済を求められて借金の返済に首が回らなくなってしまったら、最終的に親を頼らざるを得えない状況に陥ってしまうのではないでしょうか。
借金を親にバレるのは避けたいという人がほとんどだと思いますので、嘘をついてまでお金を借りるのは避けましょう。
バイトしてない学生はお金を借りれません
バイトをしていない学生は、金融業者からは借りれない！
冒頭でも説明があるように、残念ながらアルバイトをしていない学生は金融業者からお金を借りることができません。
「日本貸金業協会」という消費者金融などを監督している機関では、返済能力の調査を義務付けており、返済できないような人にお金を貸してはいけない規定を定めています。
貸金業者が個人へ貸し付ける場合には、指定信用情報機関の信用情報を利用した返済能力調査が義務付けられました。
引用元: 貸金業法概要 | 貸金業法について
無職の学生は、当然ながら返済能力に欠けるという判断がされ、健全な業者であれば審査に落とすという手段を講じます。
無職の学生でも借りれるのはヤミ金だけ？
万が一、無収入の学生に対してお金を貸してくれる業者があったらそれは違法業者であり、俗にいう闇金融業者になります。
ご察しのとおり闇金でお金を借りると、後日の返済に追われて家族にまで迷惑がおよぶ危険性があります。
最近では「ソフト闇金」という従来の反社会勢力的なイメージを払拭したような業者も増えてきていますが、違法業者であることには変わりありません。
高校生や無収入学生に対してもお金を貸付けて、本来なら禁止されている取立てや高金利貸付を平気でおこない、挙げ句の果てには同業者間で個人情報を共有されてパンクするまでお金を貸付けようとしてきます。
無職なのにお金を貸してくれる業者は、悪質業者であることが断言できますので誤って利用しないように気をつけて下さい。
学生ローンは在籍確認なしで借りれる業者が多い
一般的なカードローンは在籍確認がおこなわれる場合がほとんどですが、学生ローン専門店は在籍確認なしの借り入れができる業者が多くあります。
- 学生ローンのカレッヂ
- 学生ローンのアミーゴ
在籍確認は、アルバイト先に電話連絡をして本当に働いているかどうかを確認するための審査プロセスのひとつになります。
では、在籍確認無しでお金を貸してもらえるなら嘘をついてもバレないのでしょうか。
在籍確認なしの業者なら嘘をついてもバレない？
上述の金融業者であれば在籍確認なしで借り入れができるため、働いていると嘘をついてもバレないのではないかと考える人も多いようです。
確かに働いている確認を取らないわけですから、嘘の勤務先情報を記入してもバレない可能性が示唆されます。
仮にバレずにそのまま審査に通ったとしても、後々嘘をついたことが業者に知られてしまうと契約に違反したとして期日内の全額返済を求められます。
たとえば10万円を借りて、それが金融業者にバレて明日までに全額返してくださいと言われたら、最終的に困るのはあなたになります。
また嘘の情報を記載すると、金融事故情報者として個人信用情報機関に記録として残り、後日のローン審査に通りづらくなります。
将来的なリスクを負うことになりますので、嘘をついてまで借り入れするのは辞めたほうがいいでしょう。
バイト休止中でお金を貸してくれる業者「カレッヂ」
学生ローンのカレッヂは、たとえばテスト期間やサークルの合宿等の理由からバイトを休止中の場合でも、その後に働く予定があるのなら融資に対応してもらえることがあります。
学生ローンの中には柔軟に審査をしてくれる業者もありますので、一時的にアルバイトを休止している状態にあるのならカレッヂのような金融機関を検討されてはいかがでしょうか。
ちなみにカレッヂは、18歳・19歳の専門学生や短大生にも融資をしてくれる唯一の業者になります。未成年者の学生でお金を借りたい場合にもカレッヂをおすすめします。
「カレッヂ（学生ローン）の審査基準と口コミ評判について徹底解説」の記事で、カレッヂについての詳しい紹介をしていますので、そちらも合わせてご覧ください。
無職の学生がお金を借りる方法はあるのか？
先ほど無職の学生に対してお金を貸付するのはヤミ金のみといいましたが、法規制内で無職学生がお金を借りる方法はあります。
たとえば学生の場合は、東京都民銀行の「内定者向けローン」という内定確定者に対しての貸付サービスがあります。
内定者向けローン
内定者向けローンは、現在働いていない学生であっても内定が確定していれば、将来的な返済が見込めると判断されて最大50万円までのお金を貸してもらえます。
手元にある物や資産を活用する
また手持ちのクレジットカードのキャッシング機能を利用したり、ゆうちょ銀行の定期預金を担保にお金を借りる方法など。無職の学生でも、ヤミ金を利用する以外の選択肢が多くあります。
これらの安全な金策を使って、卒業旅行や資格取得、コンパの飲み会代などに役立ててください。
卒業旅行ならトラベルローンを利用するのもひとつ
旅行資金を借りられるトラベルローンをご存知でしょうか。
トラベルローンは、銀行や消費者金融、大手旅行代理店などで利用でき、旅行資金を借り入れできるサービスになります。
銀行や消費者金融は、アルバイト収入がないと利用できませんが、たとえば旅行代理店H.I.S.では親の同意書があれば学生や未成年者でもトラベルローンの利用ができます。
とくに高校生以上の学生の場合は、金利優遇が受けられて年8.98%〜年9.35%で低金利な借り入れができるようになっています。
アメリカやラスベガス、ハワイなど卒業旅行や学生旅行は今しか行けない一生の旅になりますのでトラベルローンを検討されてはいかがでしょうか。
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