大学や専門学校に入学して、思った以上にお金がかかることを知った人も多いのではないでしょうか。
食費や生活費はもちろん、デートや飲み会の交際費、学習塾や資格の勉強費用など。学生時代は、お金がいくらあっても足りないものです。
では、学生がお金に困ったらどのように工面すればいいのでしょうか。
今回は、学生向けのおすすめ借入方法を紹介しています。
学生でお金を借りる方法まとめ
学生でお金を借りたい場合は、次のような融資方法を検討されてみてはいかがでしょうか。
アルバイト学生 | 無職学生 | 未成年者 | |
---|---|---|---|
奨学金 | ◯ | ◯ | ◯ |
教育ローン | △ | × | × |
就職内定者ローン | ◯ | ◎ | × |
カードローン | ◎ | × | × |
学生ローン | ◯ | × | △ |
※未成年者に高校生は含まれません。高校生を除く18歳・19歳が対象となります。
無職でもOK!学生本人が借りれる奨学金
日本学生支援機構の奨学金は、大学生のうち2人に1人が利用しているといわれ、高校生・大学生・短期大学生などを対象とした、国が運営する融資制度になります。
国内の奨学金は、第一種(無利息)と第二種(利息が付くタイプ)に分かれており、学力や経済理由によっていずれか決定されます。
学生本人に稼ぎがなくても、人的補償(連帯保証人および保証人)を立てれば在学中に必要な費用を賄うことができます。
奨学金でお金を借りる場合は、「奨学金破産の現実!300万円を借りたときの自己破産の確率は?」の記事も合わせてご覧ください。最近では、奨学金で自己破産をする人が増加しつつありますので、事前にリスクを知ったうえで借り入れすることが大切です。
超低金利!教育ローンでお金を借りる
一般的に教育ローンは、学生の保護者が対象になることが多いのですが、学生本人であっても契約は可能です。
教育ローンを大きく分けると、「国の教育ローン」と「銀行の教育ローン」の2つになります。
国の教育ローンは低金利ながら審査が厳しいため、学生本人が借り入れする際は銀行の教育ローンをおすすめします。
銀行の教育ローンは、20歳以上で学生本人に収入があれば低金利(約3%前後)にお金を借りられます。
教育ローンで借り入れをする場合は、「教育ローンは学生本人でも申込みできる?学費ローンの審査基準を解説」の記事も合わせてご覧ください。
就職内定者向けローンなら無職学生でもOK
就職内定者向けローンをご存知でしょうか。
民間企業(銀行やろうきん等)の就職内定者向けローンは、その名の通り就職先が確定している学生を対象としたローン商品になります。
利便性の良いカードローンはアルバイト等で収入がないと借り入れできませんが、内定者向けローンなら働いていない無職学生でも内定通知書を提出することでお金を借りられます。
低金利(約5%前後)で、金額の多い借り入れができるだけでなく、引越し費用や免許取得資金など様々な目的で使用することができます。
カードローンを使ってお金を借りる
最もポピュラーな借り入れ方法が、銀行や消費者金融の無担保カードローンになります。
銀行や消費者金融のカードローンは、20歳以上で月に数万円でも収入があれば、学生でも申し込みができるようになっています。
教育ローンや奨学金と比べて利息は高くなるものの、担保・保証人が不要なだけでなく、学業関連以外の目的で使用できます。
たとえばバイクや自動車購入の頭金費用、家賃の支払い費用、卒業旅行費用など。あらゆるシーンで利用することができるため困ったときに大変役立ちます。
カードローンを利用した借り入れをする場合は、「お金借りるなら安心のカードローン審査情報まとめ」の記事も合わせてご覧ください。
18歳・19歳で借りるなら学生ローンを利用しよう
学生ローンは、銀行や大手消費者金融のカードローンと類似しているのですが、高校生を除く18歳・19歳の未成年者でも利用できる点が決定的に違います。
銀行や消費者金融のカードローンは未成年者への貸付けをしていないのに対して、たとえば学生ローンの「カレッヂ」「フレンド田」という業者では、18歳・19歳でも借り入れできるだけでなく、全国どこからでも申し込みが可能です。
ただ、未成年者でお金を借りる場合は、親の承諾書が必要になりますから、親にバレずに借り入れするのは難しいかもしれません。
「学生ローン比較|大手業者・マイナー業者から選ぶおすすめ学生ローン」の記事で学生ローンについて詳しく紹介していますので、そちらも合わせてご覧ください。
親にバレずにお金を借りるならカードローンが主流
学生が親にバレずに借り入れする場合は、カードローンを利用するのが主流です。
カードローンは、学生本人でも契約できるほか、担保や保証人も必要ないため、第三者に借り入れがバレないようにプライバシーが守られています。
仮に親が金融機関に問い合わせをしたとしても、「個人情報なので本人以外に情報をお伝えすることができません」ときっぱり断られてしまうほどです。
学生で借りるなら消費者金融がおすすめ
カードローンは、銀行か、消費者金融のどちらかで申し込みをすることになります。
多くの人は、消費者金融よりも、イメージの良い銀行カードローンを選びがちですが、銀行カードローンは審査が厳しく、学生で借り入れできる見込みが少ないため、消費者金融で申し込みをすることをおすすめします。
消費者金融のアイフルは、1ヶ月に3万円程度の収入でも、親にバレずに即日(最短1時間)で借り入れできるカードローンになります。
アイフル
※お申込み時間や審査状況によりご希望に添えない場合があります。
プロミス
プロミスは、スマホ完結型のカードローンになります。申し込みから借り入れまで全てオンラインで完了するため、自宅郵送物無しの借り入れが可能です。
学生でも親や友達にバレずにカードローンが利用できる?
学生がカードローンを利用することで、親や友達にバレてしまわないのかという不安要素を解消していきましょう。
結論からいうと、学生がカードローンを利用しても親や友人に知られてしまうことはありません。
学生がカードローンを利用しても親や学校に連絡されないのはなぜ?
学生がカードローンを利用しても親に連絡されない理由は、カードローンの契約者はあなたの両親ではなく「あなた」になるからです。
分かりやすくいえば、あなたの両親がカードローンの申込をして、その情報があなたの祖父と祖母に連絡をされないのは想像がつくと思います。
それと全く同じで、たとえあなたが学生であったとしても、カードローン契約を結んだのは金融機関とあなたになりますので、両親に連絡されることはないのです。
当然ながら、両親に連絡がいかなければ学校に連絡がいくこともないので、友人にカードローンの利用を知られてしまうこともありません。
カードローンを利用して自宅に郵送物が届く可能性は?
親にカードローンの利用がバレてしまう原因として、自宅に届く郵送物が挙げられます。
一般的にカードローンを利用すると、契約時に記入した自宅あてにローンカードや契約書類等が郵送されてきます。
最近では、利用明細等をインターネットで確認できるため、利用中に郵送物が送られてくることは滅多にありません。
大手消費者金融のカードローンは、自宅に郵送物が届かないで借り入れできる方法があり、たとえばアイフルの場合は、web申込後にアイフルの自動契約機から郵送物が受け取れるようになっています。
このように大手消費者金融ではプライバシーへの配慮が徹底されていますが、銀行カードローンの中には所在確認のために半年毎に案内ハガキが届くケースがあります。
所在確認のために送られてきますから、郵送物を拒否することができないようになっています。
絶対に親にバレたくないのなら、アイフルのような郵送物無しで借り入れできるカードローンを検討されてはいかがでしょうか。
学生でお金を借りると将来的なデメリットがある?
民間の金融機関からお金を借りる前に、まずは学生がお金を借りるとどうなるのかについて知っておきましょう。
基本的には、カードローンでお金を借りるのも、クレジットカードを利用するのも、あるいはそれが奨学金であったとしても大した差異はありません。
いずれにしても、将来的にあなたが得られるであろう所得を前借りするようなものです。
学生でカードローンを利用しても延滞はしないこと
カードローンだけでなく、全ての借入に共通していえるのが、「延滞をしたら個人信用情報機関に情報が登録される」ということです。
そう聞いただけではピンと来ない人が多いと思いますが、信用機関に情報が登録されるというのは、いわゆるブラックリストに載ってしまうことを指します。
このようにブラックリストに載ってしまうと、それにより将来的にローンが組みづらい状況に陥ります。
学生である今は想像がしづらいかもしれませんが、将来はパートナーと結婚してマイホームを持ちたいと考える人も多いのではないでしょうか。
その時に延滞情報が残っていると、当然ながら住宅ローンが組めずに審査に落ちしてしまいます。
あるいは卒業旅行で海外へ行くためにクレジットカードを契約しようと思っても、こちらも延滞情報があると審査に通過しづらくなります。
延滞情報は完済から5年経過しないと消えない
延滞情報は、たとえ返済してもなお情報が残り続け、返還完了の5年後に削除されると言われています。
カードローンだけでなくローンを利用するということは、社会的な信用が得られるのと同時に責任がついてくるというのを、どうか理解しておいてください。
中学生・高校生でお金を借りるのは難しい
中学生や高校生は、親の管理下に置かれる立場にあるため、自力でお金を借りるのが難しくなります。
中学生や高校生でアルバイトをしてお金を稼いでいる場合でも、「まだ、お金の教育が身についていない」という判断がされてしまうのです。
また法律上、婚姻をしていれば未成年者であっても成人として認められる場合がありますが、20歳以上が貸付条件になるカードローンにおいては認められません。
中学生・高校生でお金を工面したい場合は、やはり親を頼るか、何とかして自力で稼ぐしか方法がないといえます。
バイトをしていない学生も借りれません
中高生のほか、アルバイトをしていない学生もカードローンを利用した借り入れができません。
カードローンは、借りて返済できる見込みがある方のみ利用できます。
働いておらず収入がない場合、毎月の返済が難しくなりますので、審査に落とされてしまいます。
バイトをしていない学生は、下記の記事を参考にしてください。
バイトしてない学生がお金を借りれるのか?学生ローンでもダメ?
バイトしてない学生がお金を借りる方法はあるのでしょうか。学生ローン・カードローンは、バイト収入がないとお金が借りられないようになっており、年齢20歳以上の大学生に限られます。基本的には高校生や収入なしでは借り入れが難しいのですが、中には柔軟に対応してもらえる学生ローンもあります。
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アイフルの貸付条件
商号 | アイフル株式会社 |
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登録番号 | 近畿財務局長(14)第00218号 |
貸付利率 | 3.0%~18.0%(実質年率) |
遅延損害金 | 20.0%(実質年率) |
契約限度額または貸付金額 | 800万円以内(要審査) |
返済方式 | 借入後残高スライド元利定額リボルビング返済方式 |
返済期間・回数 | 借入直後最長14年6ヶ月(1~151回) |
担保・連帯保証人 | 不要 |