神奈川銀行は、神奈川県横浜市に本店を置く、地域密着型銀行になります。
神奈川銀行のカードローン「マイサポート」は、神奈川県下に居住または勤務している方しか利用することができませんが、大変金利が安く、利用しやすい内容になっています。
神奈川銀行を既に利用したことがあるのなら、マイサポートでキャッシングすると良いかもしれません。
この記事では、神奈川銀行カードローンの「メリット・デメリット」から「審査ポイント」までを徹底解説しています。
神奈川銀行カードローン「マイサポート」の基本スペック
金利 | 融資額 | 利用対象 |
---|---|---|
年7.30〜11.30% | 10〜100万円 | 20〜60歳まで |
即日振込融資 | 審査時間 | web完結 |
× | 最短当日 | ×不可 |
※神奈川銀行カードローンは、神奈川県内に居住または勤務している人のみが利用対象となります。その他の地域では利用できません。
神奈川銀行カードローンのメリット・デメリット
マイサポートのメリット
- 神奈川銀行の利用があると最大4.0%の金利優遇が受けられる
- 最短当日で審査結果が分かる
マイサポートのデメリット
- 面前審査になるため、店舗窓口に来店する必要がある
- 振込融資に対応してもらえない
- 専業主婦・年金受給者はキャッシングできません
- 年収180万円以上が必要になる
- 土日祝日は審査をおこなっていない
- 利用限度額100万円までなので、おまとめローンには不向き
総評!「普段利用している人向けのカードローン」
後述で詳しい説明がありますが、神奈川銀行カードローンは、給料振込やクレジットカードの引き落とし口座を神奈川銀行に設定していると、最大4.0%も金利が引き下がります。
普段利用している人にとってのメリットが大きく、より金利が安くキャッシングできるというのは大変魅力的です。
低金利にキャッシングがおこないたいなら、神奈川銀行のマイサポートを検討されてはいかがでしょうか。
神奈川銀行カードローンの審査ポイント
年金受給者はキャッシングできません
神奈川銀行カードローンは、利用年齢が60歳までとなります。
年金受給が開始されるのは65歳になりますので、必然的に年金受給者はキャッシングが受けられないことになります。
神奈川銀行にはシニア向けのローン関連商品「かなぎんシニアスーパーローン」がありますので、そちらを検討されてはいかがでしょうか。
年収180万円以上が必要
神奈川銀行のマイサポートは、年収180万円以上が必要になりますので、これを下回る収入の方はローン審査に通過することができません。
なお、契約者本人に年収があることが前提条件とされますので、残念ながら専業主婦は審査対象外になります。
保証会社の審査後、銀行での面前審査になるから来店が必要
神奈川銀行カードローンは、保証会社の仮審査の「可否」は最短当日で得られるものの、その後は神奈川銀行による面前審査がおこなわれますので、近くの店舗窓口に来店する必要があります。
窓口への来店が必要になるという旨をきちんと理解したうえで、申し込みをおこなうようにしましょう。
神奈川銀行の「マイサポート」は審査が厳しい?
神奈川銀行のマイサポートは、面前審査(対面式の審査)が必要になりますので、一般的なカードローンよりも審査が厳しい傾向にあります。
一般的なカードローンよりも契約するまでの手続きが面倒ですが、そのぶん低金利に借り入れがおこなえるというメリットを兼ね備えています。契約さえおこなえれば大変使い勝手の良いカードローンだと思います。
必要書類について
10〜50万円まで | 本人確認資料 |
---|---|
51〜100万円まで | 本人確認資料、収入確認資料 |
本人確認資料
本人確認資料として公的証明書(運転免許証・パスポート等)または健康保険証のいずれか一点の書類提出が必要になります。
収入確認資料
収入確認資料として公的証明書(課税証明書等)または源泉徴収票のいずれか一点の書類提出が必要になります。
来店での手続きをおこなう場合は、必要書類と合わせて「実印」と「口座の届出印」が必要になります。
神奈川銀行カードローンの申し込みからキャッシングまでの流れ
ネット申し込み
神奈川銀行の公式サイトより、ネット申し込みをおこなっていきます。
ネット申込後に保証会社(株式会社かんそうしん)による審査が開始されます。
在籍確認がおこなわれる
保証会社から契約者の勤務先に、在籍確認のための電話連絡がおこなわれる場合があります。
保証会社より、仮審査の結果が電話である
仮審査の結果は、保証会社から申込時に記載した電話番号に連絡があります。
早ければ申込当日に審査結果が分かりますが、ここからは神奈川銀行が審査をおこなっていきますので、店舗窓口に来店する必要があります。
店舗窓口に来店して「面前審査(本審査)」がおこなわれる
お近くの神奈川銀行の本支店窓口に来店して、面前審査(本審査)がおこなわれます。
本審査時に必要書類を提出していきますので、保証会社から案内のあった書類と合わせて実印や口座の届印の用意も必要になります。
なお、神奈川銀行の普通預金口座を持っていない場合は、面前審査と同時に口座開設の手続きがおこなわれます。
本審査通過後、借り入れがおこなえる
基本的に神奈川銀行カードローンは、ローンカード到着後のキャッシングとなりますが、窓口で所定の手続きをおこなえば、その場で利用限度額内のお金を受け取ることができます。
スムーズに審査手続きが進めば、早ければ2〜3営業日でお金が借りられます。
神奈川銀行カードローンの返済方法について
最低返済額
借入残高 | 毎月の返済額 |
---|---|
〜500,000円まで | 10,000円 |
500,001円〜 | 15,000円 |
返済方法
神奈川銀行カードローンは、借入残高が50万円以下なら10,000円、50万円超なら15,000円の定額返済になります。
この定額返済のほか、専用ローンカードで随時返済(追加返済)もおこなえます。
定額返済 | 返済期日に自動的に引き落としがされる |
---|---|
随時返済 | 提携ATMを利用して、追加返済が可能 |
毎月、自動的に引き落としがされるので、わざわざ提携ATMへ行って返済をする必要はありません。
最大4.0%の金利優遇が受けられる条件
神奈川銀行カードローンは、後述の条件に該当する場合、最大4.0%の金利優遇が受けられます。
金利優遇が受けられる条件一覧(各0.5%の金利の引き下げ/最大4.0%)
- 神奈川銀行を給与振込に設定している
- 年金振込の取引(世帯)のある
- 公共料金引落し2種類以上の取引のある
- クレジットカードの引落し口座が神奈川銀行になっている
- 神奈川銀行のダイレクトバンキングの利用がある
- 貸金庫の取引がある
- 神奈川銀行で月額10,000円以上の積立定期預金をおこなっている
- 神奈川銀行に500,000円以上の定期預金がある
- 神奈川銀行の保険商品を契約している
- 投資型商品を既に1,000,000万円以上の成約がある
1つの項目に該当するごとに金利が0.5%引き下がり、最大4.0%も金利が安くなります。
その他のポイント
カードローンとフリーローンの違い
神奈川銀行には、カードローンとフリーローンのローン関連商品があります。
主にカードローンは利用限度額内の借り入れが何度でもおこなえるプランになり、フリーローンは返済専用のローンプランとなりますので、おまとめローン・借り換えローンとして利用されます。
カードローンにあたる「マイサポート」は100万円までの借り入れとなりますが、フリーローンにあたる「かなぎんフリーローン」なら最大500万円までの借り入れが可能となります。
100万円以上のローン残高があり、借入金を神奈川銀行1社にまとめたいなら、かなぎんフリーローンを検討されてはいかがでしょうか。
神奈川銀行カードローンの貸付条件
融資額 | 実質年率 | 利用対象 |
---|---|---|
10〜100万円 | 年7.30〜11.30% | 満20〜60歳以下 |
遅延損害金 | 返済期間 | 返済方式 |
年率14.0% | 1年毎の自動更新 | 元金定額返済方式 |
担保・保証人 | 保証会社 | |
不要 | (株)かんそうしん |
また、審査をする保証会社の母体が銀行になるため、審査に厳しい印象があります。
特別に神奈川銀行を利用する理由がないのなら、アイフルのように融資に前向きなカードローンを検討されてはいかがでしょうか。