足利銀行(通称あしぎん)は、栃木県宇都宮市に本店を置く、地域密着型銀行になります。
足利銀行のあしぎんカードローン モシカは、全国対応ではないものの、口座を持っていると申し込みの最短翌営業日に振込融資が受けられます。
この記事では、足利銀行カードローンの「口コミ」から「審査基準」までを徹底解説しています。
あしぎんカードローン モシカの基本スペック
金利 | 融資額 | 利用対象 |
---|---|---|
年5.8%〜14.8% | 10〜500万円 | 20〜75歳未満 |
即日振込融資 | 審査時間 | web完結 |
× | 最短当日 | ◯ |
※足利銀行カードローンは、栃木県内・栃木県外(埼玉県・群馬県・茨城県)にお住まいまたはお勤めの方が利用対象になります。その他の地域では利用できませんので、ご注意ください。
足利銀行カードローンの良い口コミと悪い口コミ
あしぎんカードローン モシカの良い口コミ
- 口座を持っている人は最短翌営業日に振込融資が受けられる
- 来店不要でカードローンの契約がおこなえる
- 平日15:00まで振込融資に対応してもらえる
- オートチャージ(自動融資)サービスがあるから、口座残高が不足しても安心
あしぎんカードローン モシカの悪い口コミ
- 土日祝日は審査をしていません
- 口座を持っていない場合は、融資までに1週間以上かかる
- 他行の口座への振込融資はおこなえない
- 申し込みから借り入れまで平均して2〜3営業日かかる
- 口座を持っていない人は、口座開設の手続きが必要になる
- 全国対応していない(営業エリアの地域のみ利用可能)
総評!あしぎんカードローンは「口座を持っている人向け」
足利銀行カードローンは、足利銀行の普通預金口座を持っていると、早ければ申し込みの翌営業日に振込融資が受けられます。
実際には、融資までに2〜3営業日かかるようですが、それでも他行のカードローンと比べると審査のスピードは早いほうです。
ただ、口座を持っていない場合は、振込融資が受けられませんので、ローンカード到着後にキャッシングが可能になります。
口座なしでは、融資までに1週間以上はかかると思っておいたほうがいいでしょう。
足利銀行カードローンの審査基準について
オートチャージ(自動融資)が受けられる
足利銀行カードローンを契約すると、オートチャージ(自動融資)が利用できます。
自動融資とは、公共料金やクレジットカード決済などで口座残高が不足している場合に、自動的に不足額の融資が受けられるというものです。
とくにクレジットカードの延滞や滞納は、故意ではなかったにしろ後日のローン審査に不利な影響を与えてしまいます。
あしぎんカードローン モシカを契約しておくことで、”もしも”のときに大変役立ちます。
パート・アルバイト・主婦・年金受給者でもキャッシングが可能
足利銀行カードローンは、パート・アルバイト・主婦・年金受給者でもキャッシングが可能です。
年収が低いと審査に落ちてしまうのではと思われるかもしれませんが、年収に対して「◯◯円まで貸せる」という判断がされますので、収入が低くても審査へ不利な影響は与えません。
学生は利用できません
足利銀行カードローンは、収入が低い人でも柔軟に審査がされますが、学生の方への貸付はおこなっていません。
アルバイトや日雇いなどで収入があったとしても、学生の場合はキャッシングが不可になっていますので注意する必要があります。
学生ローンを希望する場合は、下記を参考にしてください。
学生ローン比較|大手業者・マイナー業者から選ぶおすすめ学生ローン
学生ローンってやばい?大丈夫なの?と思う人も多いのではないでしょうか。この記事では、学生ローンを比較して安心のおすすめの業者を紹介しています。学生ローンは未成年者でも審査に通るのでしょうか。学生ローンの金利や審査基準について合わせて参考にしてください。
足利銀行カードローンの必要書類
1〜50万円 | 本人確認書類 |
---|---|
60〜500万円 | 本人確認書類・所得証明書類 |
※足利銀行カードローンは10万円単位での借り入れとなります。
本人確認書類
本人確認書類として運転免許証や健康保険証などのいずれか一点を提出する必要があります。
所得証明書類
利用限度額50万円超になる場合は、所得証明書類として源泉徴収票や給料明細書などのいずれか1点の提出が必要になります。
足利銀行カードローンの審査の流れ
web申し込み
足利銀行カードローンには、郵送・電話・FAXという申し込み方法もありますが、webからなら24時間受け付けをしていますので、申し込みがおこないやすいです。
仮審査の結果が電子メールで届く
仮審査の結果は、早ければ申し込み当日に電子メールで届きます。
仮審査は、機械スコアリングによって判断された仮結果となりますので、ここから本人確認や在籍確認をおこなって信用力を判断していきます。
必要書類をアップロードして提出する
電子メールに添付されたURLにアクセスし、本人確認のための書類をアップロードしていきます。
借入希望額が50万円を超える場合は、本人確認書類と合わせて収入証明書類のアップロードも必要になります。
在籍確認の電話連絡がおこなわれる
保証会社から勤務先へ、在籍確認のための電話連絡がおこなわれます。
在籍確認の電話連絡がスムーズにいかなかった場合は、融資までに時間がかかってしまいますので、連絡が繋がりやすい部署の電話番号を記入しておくと良いでしょう。
本審査通過後、限度額内のキャッシングがおこなえる
書類や在籍の確認が取れれば本審査に通過したことになり、利用限度額内のキャッシングがおこなえます。
「口座あり・口座なし」では、次のように融資方法が異なります。
口座あり
口座を持っている場合は、足利銀行の普通預金口座に限度額内のお金を振り込んでもらえます。
口座なし
口座を持っていない場合は、ローンカード到着後に限度額内のキャッシングがおこなえるようになります。
足利銀行カードローンは即日融資・即日審査が可能?
足利銀行カードローンは、口座を持っていると最短翌営業日の振込融資が受けられますが、申し込み当日のキャッシングはおこなえません。
警察庁とのデータベース照合で、審査結果がわかるのが翌営業日になり、即日融資が受けられなくなっています。
審査がスムーズにすすめば、申し込みの翌日には手元にお金が入ります。
なお、口座を持っていない場合は、振込融資が受けられませんので、キャッシングできるまでに1週間以上かかります。
足利銀行カードローンは自宅に郵送物が届かない?
足利銀行カードローンは、契約後にあしぎんで通常利用している封筒に入れて契約書類やローンカードが自宅に郵送されます。
ローンという記載も一切ありませんので、外観からローン関係の書類だと分からないようプライバシーに配慮されています。
足利銀行カードローンの返済方法
足利銀行のあしぎんカードローン モシカは、毎月5日に最低返済額分の引き落としが自動的にされます。
あしぎんカードローン モシカの最低返済額
借入残高 | 最低返済額 |
---|---|
〜100,000円 | 2,000円 |
100,001〜200,000円 | 4,000円 |
200,001〜300,000円 | 6,000円 |
300,001〜400,000円 | 8,000円 |
400,001〜500,000円 | 10,000円 |
500,001〜600,000円 | 12,000円 |
600,001〜700,000円 | 14,000円 |
700,001〜800,000円 | 16,000円 |
800,001〜900,000円 | 18,000円 |
900,001〜1,000,000円 | 20,000円 |
1,000,001〜1,500,000円 | 25,000円 |
1,500,001〜5,000,000円 | 借入残高が50万円増える毎に2,000円追加 |
4,500,001〜5,000,000円 | 60,000円 |
5,000,001〜 | 65,000円 |
足利銀行カードローンの返済方法について
足銀行カードローンは、毎月5日が返済日です。
口座振替 | 毎月5日に自動的に引き落としされる |
---|---|
提携ATM | 提携ATM(コンビニ)で追加返済が可能 |
基本的には、口座振替(自動引き落とし)での返済となりますが、最低返済額以上の返済を提携ATMを利用しておこなうことができます。
全国のコンビニやATM(セブン銀行ATM・イーネットATM・あしぎんATM)から、いつでも好きな時に好きな金額の返済がおこなえます。
返済手数料のみ0円で、借入ATM手数料は有料
返済手数料はいつでも・どこでも0円になっています。
返済手数料は24時間無料なのですが、借入手数料は有料になります。
借入先のコンビニATMによって異なりますが、たとえば土日祝日にコンビニATMを利用して借入すると218円の手数料が発生します。
無利なのは返済のみで、借り入れの際は手数料が有料になることを理解しておきましょう。
足利銀行カードローンを延滞するとどうなる?
足利銀行カードローンには、自動融資という口座残高が不足したときに自動的に融資をおこなってもらえるサービスがありますが、カードローンの返済は除外されます。
自動融資の対象となるのは、公共料金やクレジットカード決済等になりますので、カードローンの返済遅れには、くれぐれも注意してください。
足利銀行カードローンの金利
足利銀行カードローンは、次のように利用限度額に応じて金利が異なります。
利用限度額 | 金利 |
---|---|
500万円 | 年5.8% |
410〜490万円 | 年6.8% |
310〜400万円 | 年7.8% |
210〜300万円 | 年9.8% |
110〜200万円 | 年12.8% |
〜100万円まで | 年14.8% |
最高限度額500万円の場合は、最低金利の5.8%が適応されます。
その一方で最低限度額10万円の場合は、最高金利の14.8%となります。
その他の足利銀行カードローンのポイント
足利銀行カードローンは総量規制を超えたキャッシングができる?
足利銀行カードローンは、総量規制から除外される「総量規制対象外のカードローン」となります。
総量規制対象外とはいえ、年収の3分の1以上のキャッシングがおこなえるかどうかは審査次第となります。
年収に対して貸付をしても問題がなければ、総量規制を超えた借り入れも可能ですが、返済能力を超えていると判断されれば総量規制超えの借り入れが難しくなります。
おまとめローンとして利用が可能?
公式サイトにはおまとめローンの記載がありませんが、使い道が自由なので借り換えローンとして利用することは可能です。
こちらは公式サイトに記載がありますが、あしぎんカードローンは無理のない返済プランかどうかを重視して審査がされます。
既に借りている金額を借り換えるだけなら、無理のない返済プランとして考えられますので、審査通過する可能性が示唆されます。
しかしおまとめローンの場合、既に借りている金額と新たな借り入れで、一時的に借入金額が2倍に膨れ上がってしまいます。
4社合わせて100万円の借り換えをした場合、物理的に年収600万円が必要になるのです。
現実的にあしぎんでおまとめローンをするのは難しいかもしれません。
あしぎんフリーローンなら、他社ローンの借り換えが可能です。
フリーローンは、カードローンと違って利用限度額内の借り入れが何度でもおこなえず、一度借りたら完済するまで新たな借り入れができません。
フリーローンであれば、一時的に借入金が膨れ上がってしまう心配がないので、借り換えに成功しやすくなっています。
足利銀行カードローンの貸付条件
融資額 | 実質年率 | 利用対象 |
---|---|---|
10〜500万円 | 年5.8%〜14.8% | 満20〜75歳未満 |
遅延損害金 | 返済期間 | 返済方式 |
19.8% | 1年毎の自動更新 | 残高スライド方式 |
担保・保証人 | 保証会社 | |
不要 | アコム(株) |
また、足利銀行は審査に厳しい印象があります。
特別に足利銀行を利用する理由がないのなら、アイフルのように融資に前向きなカードローンを検討されてはいかがでしょうか。