みちのく銀行は、青森県青森市に本店を置く、青森県内第2位の地方銀行です。
みちのく銀行カードローン トモカには、独自の「自動融資」という貸付けサービスがあり、口座残高が不足した場合において自動的に融資が受けられます。
みちのく銀行の支店口座があるなら、みちのく銀行カードローン「トモカ」を契約しておくと大変便利です。
この記事では、みちのく銀行カードローン トモカの「メリット・デメリット」から「審査の流れと在籍確認」までを徹底解説していきます。
みちのく銀行カードローン「トモカ」の基本スペック
金利 | 融資額 | 利用対象 |
---|---|---|
4.9%〜14.0% | 最高500万円 | 20〜64歳まで |
審査時間 | 即日振込融資 | web完結 |
2〜3営業日 | × | ◯(※口座「なし」不可) |
みちのく銀行カードローン「トモカ」のメリット・デメリット
みちのく銀行カードローンのメリット
- 自動融資サービスがある
- 口座があればwebのみで契約が完了する
- 振込融資に対応してもらえる
- パート・アルバイト・専業主婦でも利用可能
みちのく銀行カードローンのデメリット
- 10万円単位の借り入れができない
- 利用地域が「青森・北海道・秋田・岩手・宮城」に限定される
- 年2回、利用明細書が自宅に届く
- 手続きに印紙代がかかる
- 口座が無い場合は、来店で手続きが必要になる
結局!みちのく銀行カードローンってどうなの?
みちのく銀行カードローンは、口座がある人向けです。
みちのく銀行カードローンは、口座を持っていれば平日3〜4日ほどで融資が受けられますが、口座がない場合は手続きに時間がかかります。
みちのく銀行カードローンは、口座が無い場合において支店窓口へ来店し、口座開設をしてから申し込みをすることになりますので手間がかかります。
口座開設の手続きを面倒に感じるようであれば、口座不要のカードローンを利用するのがおすすめです。
東北地方でおすすめのカードローン
年利率(%) | 利用限度額 | 銀行口座 | |
---|---|---|---|
北都銀行カードローン | 4.5%〜14.6% | 10〜500万円 | 不要 |
みちのく銀行カードローン | 4.9%〜14.0% | 10〜500万円 | 必要 |
青森銀行カードローン | 2.4%〜14.5% | 10〜1,000万円 | 必要 |
みちのく銀行カードローン「トモカ」の審査基準
選択式の利用限度額
みちのく銀行カードローンは、利用限度額を「10万・30万・50万・100万・200万・300万・500万」の中から選択していきます。
10万円単位で利用限度額を細かく設定できないので、個人信用情報機関に登録される借入枠が大きくなってしまうリスクがあります。
個人信用情報機関に登録された情報は、最大5年間保管され、金融機関はこの情報を元にローン審査をおこないます。
その際に利用枠の大きい借り入れがあると、後日のローン審査へ不利になることがあります。ご注意ください。
パート・アルバイト・専業主婦でも審査可能
みちのく銀行カードローンは、パート・アルバイト・専業主婦において利用限度額10〜100万円までの審査が可能になります。
ただし、これらの雇用形態の方は、利用限度額200万円〜500万円の借り入れから除外されますので、通常よりも借入額が小さくなります。
自動融資サービスは審査通過後から利用できる
みちのく銀行カードローンには、「自動融資」という貸付けサービスがあります。
自動融資は、公共料金やクレジットカード決済等で口座残高が不足している場合に、自動的に融資がされるというものです。
- 自動融資の対象となるもの
- 公共料金(電気・携帯電話料金・水道・ガス・NHK)、クレジットカード決済、税金(国税・県税・市町村税・固定資産税・自動車税)保険料(生命保険料・損害保険料)など。
自動融資は、口座開設をすれば自動的に対応されるわけではなく、みちのく銀行カードローン契約後から受けられるようになります。
みちのく銀行カードローンの必要書類
みちのく銀行カードローンの必要書類は、次の通りです。
50万円まで | 通帳、印鑑、身分証明書 |
---|---|
50〜500万円未満 | 通帳、印鑑、身分証明書、収入証明書 |
500万円以上 | 通帳、印鑑、身分証明書、収入証明書、健康保険証 |
みちのく銀行の通帳が必須
みちのく銀行カードローンは、みちのく銀行の普通預金口座が返済用口座に指定されますので、口座が無い場合はカードローン契約がおこなえません。
口座が無い場合は、みちのく銀行の支店窓口へ来店し、手続きをおこなう必要があります。
身分証明書
身分証明書として健康保険証・運転免許証・パスポート・個人番号カード・住民基本台帳カードのいずれか一点の書類提出が必要になります。
収入証明書
収入証明書として、所得を証明する書類(源泉徴収票等)の提出が必要になります。
なお、借入額50万円を下回る場合であっても収入証明書の提出が必要になることがあります。
みちのく銀行カードローン「トモカ」の審査の流れと在籍確認について
みちのく銀行カードローンは、オンライン上で全ての手続きが完了します。
ただし、口座が無い場合は、支店窓口へ来店して口座開設の手続きをおこなう必要があります。ご注意ください。
web申し込み
まずは、みちのく銀行の公式サイト(web)から仮審査申し込みをおこないます。
仮審査の回答が電話である
仮審査の回答は、「平日2〜3日」ほどで得られます。
みちのく銀行カードローンは、土日祝日の審査をおこなっていませんので、金曜日等に申し込みをすると仮審査の回答が得られるまでに時間がかかります。
必要書類の提出
仮審査の通過を知らせる電話の際に、必要書類の案内も合わせてあります。
みちのく銀行から指定された書類を、携帯カメラ等で撮影して送付しますので、書類提出はオンライン上でおこなえます。
在籍確認がおこなわれる
在籍確認は、仮審査後におこなわれます。
「いつ・どの」タイミングで勤務先への電話連絡がおこなわれるかは定かではありませんが、仮審査の連絡が来た直後におこなわれるケースが多いです。
本審査の結果後、融資金が振り込まれる
上述の全ての手続きが完了し、「融資しても問題がない」と判断されると、本審査通過の結果が得られます。
借入金は、本審査通過後にみちのく銀行の普通預金口座に振り込まれ、手持ちのキャッシュカードでお金が引き出せます。(他行の口座不可)
みちのく銀行カードローンは今日中に融資が受けられる?
みちのく銀行カードローンは、融資までに平日3〜4日かかる
みちのく銀行カードローンは、申し込みから融資までに「平日3〜4日」ほどかかりますので、申し込み当日の借り入れは不可とされています。
急ぎで融資を受けたい場合は、他行のカードローンを利用されたほうが良いでしょう。
みちのく銀行カードローンの郵送物の有無
みちのく銀行カードローンは、カードローン契約をすると毎年4月・10月の年2回、取引明細として「お取引照合表」が自宅に郵送されます。
なお、自動融資があった場合は、その翌月にも「お取引照合表」が送られてきますので、あらかじめ理解しておくといいでしょう。
所在確認等を踏まえて郵送物が自宅に送られてきますので、残念ながら拒否することはできません。
みちのく銀行カードローン「トモカ」の金利
カードローンの金利は、「固定金利型」となるケースが多いのですが、みちのく銀行カードローンは利用限度額200万から「変動金利型」になります。
利用限度額 | 金利 |
---|---|
10万 | 年14.0%(固定金利) |
30万 | 年12.0%(固定金利) |
50万・100万 | 年10.0%(固定金利) |
200万・300万・500万 | 年4.9%(変動金利) |
変動金利では、金融情勢に応じて金利が引き上がったり、引き下がったりします。
変動金利は、金利が引き上がるリスクもありますが、通常よりも金利が安くなるという利点も兼ね備えています。
みちのく銀行カードローン「トモカ」の返済方法
毎月6日に、返済用口座から次のような最低返済額が引き落としされます。
みちのく銀行の最低返済額について
借入残高 | 最低返済額 |
---|---|
5,000円以下 | 借入残高の全額 |
5,001〜299,999円 | 5,000円 |
300,000〜499,999円 | 10,000円 |
500,000〜999,999円 | 20,000円 |
1,000,000〜1,999,999円 | 30,000円 |
2,000,000〜2,999,999円 | 40,000円 |
3,000,000〜4,999,999円 | 50,000円 |
5,000,000以上 | 60,000円 |
みずほ銀行等の大手銀行では、借入残高10万円に対して毎月10,000円以上の返済が必要になりますが、みちのく銀行カードローンはその半分の金額になります。
みちのく銀行カードローンは、最低返済額が低く設定されているため、返済負担が少なく利用しやすいというメリットがあります。
みちのく銀行カードローン「トモカ」の返済方法
みちのく銀行カードローンの返済日は毎月5日となります。なお、返済日の指定はおこなえません。
口座振替 | 毎月5日に自動的に引き落としがされる |
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提携ATM | コンビニ等の提携ATMで追加返済が可能 |
振込返済 | みちのく銀行の借越専用口座への振込で追加返済が可能 |
おまとめローンなら同行の「らくらく応援隊」がおすすめ
みちのく銀行のカードローン「トモカ」は、使い道が自由になっているため、おまとめローンとして利用することも可能です。
しかし、みちのく銀行はトモカのほかに、「らくらく応援隊」というおまとめローン専用のローンプランがあります。
おまとめ専用のローンプランなので、金額が大きい借り入れに対しても前向きです。
ただ、カードローンとは違う証書貸付になるので、一度借りたら追加融資が受けられないタイプになります。
らくらく応援隊を利用した場合、後から借りたいと思ったときに借りられません。
「それなら他社で借りれば良いのでは」と思われるかもしれませんが、おまとめ利用中は他社ローンの審査に通るのがかなり難しくなります。
本気で完済を目指すなら「おまとめ専用のらくらく応援隊」ですが、追加融資を受ける可能性があるのならカードローンタイプの「トモカ」を利用していくのが良いと思います。
みちのく銀行カードローンは総量規制を超えても借りられる?
みちのく銀行カードローンは、総量規制から除外されるため、総量規制を超えた借り入れにも対応してもらえます。
審査に通過すれば年収の3分の1を超えた借り入れに、最大500万円まで対応してもらえます。
みちのく銀行カードローンの貸付条件
融資額 | 実質年率 | 利用対象 |
---|---|---|
10〜500万円 | 4.9%〜14.0% | 20〜64歳まで |
遅延損害金 | 返済期間 | 返済方式 |
14.5% | 1年毎の自動更新 | 残高スライド式 |
担保・保証人 | 保証会社 | |
不要 | (株)オリエントコーポレーション |
また、みちのく銀行は審査に厳しい印象があります。
特別にみちのく銀行を利用する理由がないのなら、アイフルのような融資に前向きなカードローンを検討されてはいかがでしょうか。