西日本シティ銀行は、福岡県博多市博多区に本店を置く、地方銀行です。
西日本シティ銀行には6種類のカードローンがあり、中でも「NCB キャッシュエース」はインターネットで契約が完了するようになっています。
パート・アルバイト・専業主婦でも利用できるため、使い勝手が良いカードローンです。
今回は、西日本シティ銀行カードローンの「審査ポイント」から「審査の流れ」までを紹介していきたいと思います。
西日本シティ銀行カードローンの基本スペック
金利 | 融資額 | 利用対象 |
---|---|---|
13.00%〜14.95% | 10万円〜300万円まで | 20歳〜69歳まで |
審査時間 | 来店不要 | 融資までの期間 |
最短翌日 | ◯(口座を持っている方のみ) | 1週間〜10日程度 |
※勤務先または居住が、営業エリア内である九州地方の方に限られます。東京都・大阪府の店舗では利用できませんので、ご注意ください。
西日本シティ銀行カードローンのメリット・デメリット
メリット
- 新入社員・年金受給者・専業主婦でも申込みが可能
- 口座を持っていれば、来店不要で契約が完了する
デメリット
- 営業エリア内のみで、利用地域が限定されている
- 学生は申込みできません
- 口座を持っていない場合は、来店が必要になる
- 半年に1回、利用明細のハガキが自宅に届く
- 土日や祝日は審査をおこなっていません
- 申込みから融資までに1週間から10日程度かかる
西日本シティ銀行カードローンの審査ポイント
新入社員・年金受給者・専業主婦でも申込みが可能
新入社員・年金受給者・専業主婦・パート・アルバイトであっても申込みが可能で、収入が少なくても審査に通る可能性があります。
次のように、商品内容の欄にもしっかり明記されています。
お申込時の年齢が満20歳以上満69歳以下で、収入のある個人の方
※新入社員・年金生活者の方もお申込みいただけます。※パート・アルバイト・配偶者に収入のある専業主婦の方も50万円までお申込みいただけます。(ただし、学生の方を除きます。)
専業主婦の場合は、配偶者に収入があることが前提で、最大限度額は50万円までになります。
学生は申込みできません
学生は、親元を離れた独立生計者であっても申込み不可になります。
学生の場合は、融資に対応してもらえませんので、同行の学生向けローン「NCB学生奨学ローン」か、他のカードローンを検討されてはいかがでしょうか。
ただ、同行の学生ローンは、学生でも借入できるものの、親の同意書や連帯保証が必要だったり、審査に厳しい印象があります。
学生でも、保証人・親の同意なしで借入できるカードローンがありますので、他のカードローンのほうが使い勝手が良いです。
学生で借入を希望する場合は、下記の記事を参考にしてください。
お金借りる学生!親にバレずに借りたいときのおすすめ融資方法まとめ
「学生でもお金借りたい!」飲み会・コンパ・卒業旅行など学生は何かとお金が必要になります。ここでは学生がお金を借りる方法について紹介していきたいと思います。学生でも親にバレずに融資を受けることは可能です。
保証会社が2つ以上あるから審査が甘い?
西日本シティ銀行は、保証会社がアコム株式会社か、ワイジェイカード株式会社になります。
どちらかの保証が受けられれば審査に通りますので、一般的なカードローンより審査に有利な傾向にあります。
西日本シティ銀行カードローンの審査の流れと在籍確認について
申込み
パスコン・スマホ・電話などから申込みをしていきます。
申込後から銀行および保証会社によるカードローンの審査が開始されます。
在籍確認がおこなわれる
申込内容を確認するための在籍確認が、勤務先または自宅におこなわれる場合があります。
在籍確認の電話連絡が取れなかった場合、審査ができなくなり、融資が受けられなくなりますので番号を間違えて記入しないように注意してください。
仮審査の結果がわかる
仮審査の結果は、最短翌営業日で分かるようになっています。
仮審査で応諾だった場合、オペレーターさんから金利や限度額、必要な書類についての詳しい案内がされます。
必要な書類を提出する
必要な書類は、口座「あり」の場合はオンラインで、口座「なし」の場合は郵送または来店で提出していきます。
郵送を希望した場合、借入申込書が自宅に郵送されて、必要事項を記入したあとで返信用封筒に必要な書類のコピーも合わせて返信していきますので、融資が受けられるまでに時間がかかってしまいます。
面倒かもしれませんが、急ぎで融資を受けたいときは来店して必要書類を提出していくことをおすすめします。
本審査通過後に、自宅あてにカードが郵送される
必要書類の確認で問題がなければ、本審査に通過したことになります。
本審査通過後に、自宅あてにローンカードや契約書類などが郵送されて、到着後に提携ATMを利用して融資金が引き出せるようになります。
申込時に必要な書類について
審査のときに下記の書類の提出が必要になります。
50万円以下 | 通帳・お届け印・本人確認書類 |
---|---|
50万円超 | 通帳・お届け印・本人確認書類・収入確認書類 |
通帳・お届け印
通帳や届け印の用意が必要になります。西日本銀行の普通預金口座を持っていない場合は、カードローンの契約と同時に口座開設の手続きがおこなわれます。
本人確認書類
身分証明書として運転免許証や個人番号カード、写真付住民基本台帳カードのいずれか1点のコピーを提出していきます。
これらの書類を持っていない場合は、健康保険証またはパスポートと合わせて現住所の確認ができる書類を提出していきます。
収入証明書類
限度額が50万円を超える場合は、所得証明書、源泉徴収票、住民税決定通知書のいずれか1点を収入証明書として提出していきます。
なお、個人事業主の方は直近の納税証明書、法人経営者の方は所得証明書または住民税課税決定通知書の提出が必要になります。
自宅に郵送物が届いて家族に借入がバレない?
郵送物が、カードローンの契約時に専用カードや契約書類と、利用中に年に2回ほど利用明細のハガキなどが自宅に届きますので、家族にバレずに借りるのが難しいかもしれません。
基本的に外面からローン関連の書類だと分からないようにプライバシー厳守で送られてきますが、開封するとローンを利用していることがバレてしまいます。
とくに、年に2回届く郵送物が厄介です。絶対に家族に借入を知られたくない場合は、郵送物なしで借りれるカードローンの利用をおすすめします。
郵送物の有無が選べるカードローンなら、家族や親にバレずに借りられます。多くの金融機関が自宅郵送物なしに対応していますが、当サイトでは郵送物不要なうえに、来店不要のカードローンのみを厳選!カード発行不要・利用明細書不要で利用する手順も合わせて解説しています。
即日借り入れは可能?
最短翌日で審査結果が分かりますが、ローンカードが手元に届くまで融資が受けられませんので、申込みから借入まで1週間から10日間程かかります。
年末年始などの連休を間にはさむと、2週間近くかかる場合もありますので、融資までのスピードはあまり期待できません。
申込み当日の借入をしたい場合は、消費者金融のように即日借り入れに対応しているカードローンを利用する必要があります。
西日本シティ銀行カードローンの返済方法
毎月10日、借入残高に応じた金額が返済用口座から引き落とされます。
毎月の返済額
毎月の返済額は、次のとおりです。
返済日前日の借入残高 | 毎月の返済額 |
---|---|
〜200,000円 | 5,000円 |
200,001円〜500,000円 | 10,000円 |
500,001円〜1,500,000円 | 20,000円 |
1,500,001円〜2,000,000円 | 30,000円 |
2,000,001円〜3,000,000円 | 40,000円 |
たとえば返済日前日の借入残高が20万円だった場合は、返済期日までに返済額5,000円以上を支払うことになります。
毎月の約定返済のほか、提携ATMを利用した追加返済も可能です。
最低返済額だけでは、完済までに時間がかかって利息が高くなってしまうため、余裕のある月は追加で返済をしていくと良いと思います。
金利と限度額について
金利は、審査のときに限度額に応じて決定されます。
借入限度額 | 固定金利 |
---|---|
100万円未満 | 年14.95% |
100万円以上 | 年14.00% |
200万円以上 | 年13.00% |
たとえば、限度額50万円の承諾を得られた場合は、金利は14.95%になります。
他行と比べると金利がやや高い印象がありますが、大手の消費者金融よりも低金利の設定になっています。
限度額の増額は可能?
限度額を増枠することで、金利が引き下がる可能性があります。
西日本シティ銀行は、増額審査を受けて通過すると限度額がアップするようになっています。
ただ、増額申請をしても審査に通らないケースがあり、逆に減額されてしまうケースもありますので、増額審査を受けるときは慎重におこなったほうがいいでしょう。
恐らく半年以上の返済実績を重ねて、滞納が1度もなく、他社借り入れも無ければ審査に通る可能性が示唆されます。
西日本シティ銀行カードローンの貸付条件
融資額 | 実質年率 | 利用対象 |
---|---|---|
10万円〜300万円 | 13.00%〜14.95% | 満20歳以上満69歳以下 |
遅延損害金 | 返済期間 | 返済方式 |
年14.95% | 1年毎の自動更新 | 残高スライド返済方式 |
担保・保証人 | 保証会社 | |
不要 | アコム株式会社またはワイジェイカード株式会社 |
また、審査に厳しい印象があります。
特別に西日本シティ銀行を利用する理由がないのなら、アイフルのように融資に前向きなカードローンを検討されてはいかがでしょうか。