銀行でお金借りるならどこがいい?借入方法と審査基準について解説

銀行でお金借りるならどこ?借入方法と審査基準について

「銀行からお金を借りるのは事業者」というイメージを持っている人も多いのではないでしょうか。

個人事業主や中小企業向けの融資サービスはもちろんありますが、個人向けの融資サービスもあります。

カードローンなどの個人向けローンであればインターネットからの申込みが可能で、来店しなくても手続きが完了します。

この記事では、「銀行でお金を借りる方法」から「審査基準」について解説していきたいと思います。

銀行でお金を借りる方法とその種類

銀行の画像

住宅ローン

超低金利時代の今、銀行で住宅ローンを組む人も少なくありません。銀行における住宅ローンの適用金利は1%未満で、新規の住宅購入、リフォーム、つなぎ融資、借り換えなど。住宅に関わるあらゆる目的でローンを活用することができます。住宅ローンは、他の各種ローンとは違って返済額と返済期間が大きくなりますから、借入時に10万円近くの費用がかかる特徴があります。住宅ローンは銀行窓口にて受付けてもらえます。

マイカーローン

マイカーローンは自動車ローンとも呼ばれ、新車や中古車を購入するときに利用できます。自動車メーカーやディーラーのカーローンは、金利が10%未満であるものの、銀行や信用金庫からの借り入れよりも高いイメージがあります。銀行のマイカーローンは変動金利であるため、金利が安くなっていることが多いです。マイカーローンは、銀行窓口のほか、webからの申込みも受け付けてもらえます。

ブライダルローン

結婚式にかかる平均費用は350万円といわれています。ご祝儀を引いても自己負担額を賄えなさそうなら、ブライダルローンを利用して結婚式を挙げるのもひとつです。ブライダルローンは、挙式・披露宴にかかる費用のほか、ブライダルエステ、結納金、新婚旅行費など。ブライダル関連の使い道なら何でも利用でき、全面的に結婚資金をサポートしてもらえます。カードローンを利用するよりも金利が安いうえに、期間の長い借り入れも可能です。ブライダルローンの利用は、銀行窓口のほか、インターネットから申込みをすることもできます。

ブライダルローンについて下記の記事で紹介しています。そちらも合わせてご覧ください。

ブライダルローンを組んでまで結婚式を挙げるべき?後悔しない選択

ブライダルローンを組んでまで結婚式を挙げるべきか?この疑問と向き合い後悔しないための選択肢を提案します。ブライダルローンについての説明や、消費者金融を利用するのとどっちがいいのか?についても詳しく説明しています。

教育ローン

教育ローンは、入学金、授業料、受験にかかる費用、在学のため必要になる居住費用、通額費用などの使い道で利用することができます。国の教育ローンを利用する人も多いかと思いますが、銀行の教育ローンは審査のスピードが早く、最短で翌営業日に融資が受けられる場合もあります。こちらも銀行窓口のほか、webからの申込みが可能です。

学生で教育ローンを利用する場合は、下記の記事を合わせてご覧ください。

教育ローンは学生本人でも申込みできる?学費ローンの審査基準を解説

教育ローンは学生本人名義でも借り入れできるのをご存知でしょうか。ここでは無職・アルバイト・未成年(18歳・19歳)・社会人どの属性なら借り入れできるのか、教育ローンの審査基準をわかりやすく解説しています。

銀行のカードローンは使用用途が自由

銀行カードローンの画像

ここまで目的に特化した借り入れ方法を紹介していきましたが、銀行の個人向けカードローンは使用用途が自由で、学生からパート、アルバイト、主婦まで幅広く利用できます。

お金に困ったときのお助けアイテムとして大変重宝します。

住宅ローンや教育ローンと比べてやや金利は高くなるものの、消費者金融(プロミス・アコムなど)よりも安い金利での借り入れが可能です。

銀行カードローンと消費者金融の違い

銀行カードローンと消費者金融の最大の違いは金利です。

消費者金融は、法定金利内ではあるものの実質年率18.0%と高くなりますが、銀行のカードローンは実質年率15.0%を下回っているケースが多く、利便性の良さが分かります。

たとえば100万円を1年借りた場合、金利が3%違うだけで利息額が17,059円も変わってきます。

金利15.0%を下回る水準のカードローンであれば、さらに利息負担の軽減が期待されます。

また銀行カードローンは、消費者金融よりも審査が厳しいと言われていますが、年収が低くてもその収入に対して「◯◯円まで貸せる」という判断がされますので、貸付条件を満たしていれば誰でも審査に望めます。

銀行カードローンの審査基準について

銀行カードローンの審査基準

各銀行によって異なる場合もありますが、銀行カードローンの審査基準は大きく分けて次の2つです。

  • 年齢満20歳以上であること
  • 一定の安定した収入があること

一定の安定した収入とは、きちんと毎月の収入があることを指します。たとえば月5万円であっても、継続して収入が得られていれば審査基準を満たしていることになり、申込みが可能となります。

銀行でお金を借りるときに必要なものは?

銀行でお金を借りるときに必要なものは、主に運転免許証や健康保険証などの身分証明書になります。

  • 身分証明書
  • 収入証明書(限度額50万円を超える場合)

借入希望額50万円を超える場合は、源泉徴収票などの収入証明書の提出を求められる場合もあります。

少額であれば身分証明書だけでお金が借りられるので、住宅ローンを組むときのように住民票謄本や印鑑証明書などを用意する必要はありません。

カードローンでお金を借りるまでの流れ

銀行から融資を受けるには、まず審査に通過しなくてはなりません。カードローンでお金を借りるまでの流れは次の通りです。

  1. web申込み
  2. 審査回答
  3. 必要書類の提出
  4. 受付完了後、利用できる

審査の流れはいたってシンプルで、利用者は氏名および住所、勤務先の情報などを入力し、あとは必要書類を提出するだけです。勤務先に確認の電話連絡が入ることが多く、これを在籍確認といいます。

在籍確認は、勤務先にきちんと勤めているかどうかを確認する目的でおこなわれ、たとえば三井住友銀行の場合は、在籍確認前に「番号通知をしないで、担当者の個人名で今から電話連絡をします」という旨を伝えてもらえます。

借入先の銀行によっても異なりますが、最近では必要書類をスマホで撮影して専用サイトからアップロードする場合が多く、わざわざ窓口に来店しなくても手続きが完了します。

全審査工程が完了すると、専用カードを利用してお金を借りたり返済したりすることができます。

郵送物で家族に借り入れがバレない?

三井住友銀行の郵送物の画像

カードローンの受付完了後、「契約書類」と「カードローン専用のローンカード」が自宅あてに郵送されます。

これらは封筒に入れられており、外面にはローン関連という記載は一切なく、開封しない限り分からないようにプライバシーが守られています。

三井住友銀行のように銀行内に設置されている「ローン契約機」で郵送物を受け取れるカードローンであれば、郵送物無しで契約手続きが完了します。また、利用明細等もオンラインで確認できるため利用中に郵送物が送られてくることもありません。

銀行のカードローンでお金を借りるならおすすめはココ!

三井住友銀行カードローン

三井住友銀行内の画像

三井住友銀行のカードローンは、金利4.0%〜14.5%で、最大800万円までのお金が借りられます。web申込みが可能なうえに最短翌日で審査結果が分かる、利便性の高さも持ち合わせています。

一般的な銀行カードローンは口座を持っていないと利用できないケースが多いのですが、メガバンクの三井住友銀行なら口座不要で借り入れに対応してもらえます。

安定した収入があればパート・アルバイト・主婦・学生でも融資を検討してもらえるカードローンです。三井住友銀行カードローンのように来店不要で借り入れできるのなら、忙しい人でも利用しやすいのではないでしょうか。

銀行からお金を借りれない人・意外と借りれる人

銀行からお金を借りれない人・意外と借りれる人

銀行からお金を借りれない人・意外と借りれる人をまとめました。

意外とお金を借りれる人

年金受給者

65〜70歳の高齢者で、年金収入しかなくてもお金を借りることはできます。年金支給額は、継続した安定収入としてみなされますので、たとえば三井住友銀行カードローンの場合、満69歳まで融資に対応してもらえます。

アパート収入がある

アパートの大家さんでアパート収入があるのなら、一般的な企業で働いていなくてもカードローンでお金を借りることができます。アパート経営の収入もまた、継続した安定収入として判断されますので審査通過の見込みが十分にあります。

主婦

主婦は、自身に収入がなくても、配偶者(夫および妻)に一定の収入があれば銀行カードローンを利用してお金を借りることができます。

主婦の場合は、自身だけでなく配偶者の信用力も審査に加味されますので、通常とは審査方法が若干異なります。

配偶者の情報も審査に影響しますが、直接配偶者に連絡が入ることはなく、プライバシーが厳守されていますのでパートナーに借り入れがバレてしまう心配はありません。

学生

学生でも銀行のカードローンを利用してお金を借りることは可能です。

学生といっても中学生・高校生は借り入れできないほか、専門学生・大学生・短大生でも未成年者の場合は融資が受けられません。

貸付条件を満たしている学生であれば、カードローン審査への通過が十分に期待されます。

お金を借りれない人

ブラックリスト扱いになっている

クレジットカードや奨学金などの未払いがあり、金融事故歴いわゆるブラックリスト扱いになっている人は、カードローンの審査に通過しない場合が多いです。各種ローンの支払い履歴は、個人信用情報機関(JICC・CIC・JBA)に保管され、ローン審査のときに開示されます。

これら3つの機関に保管されている個人情報は「CRIN」という情報交換システムを介して共有されているため、他の金融機関の事故歴であっても情報が知れ渡ってしまっています。

滞納・延滞の記録は最大5年間保管され、その期間内はあらゆるローン審査に通りづらくなることがあります。

無職者・無収入者

カードローンの審査は、一定の安定した収入があることが条件になるわけですから、無職者・無収入者は借り入れができません。カードローンはもちろん、クレジットカードすら作るのが難しい状況にあります。

カードローンを利用した借り入れはできませんが、無職者でもお金を借りられる方法はいくつかあります。

18歳・19歳

安定した収入があればお金が借りられると言いましたが、18歳・19歳は年齢制限を満たしていないため、残念ながらメガバンクや地方などの銀行からお金を借りることができません。

とはいえ、これはカードローンに限った話になりますから、ゆうちょ銀行の「預金担保自動貸付け」というサービスの利用ができれば18歳・19歳の未成年者でもお金を借りられる可能性があります。

ゆうちょ銀行なら未成年でもお金が借りれる

ゆうちょ銀行の画像

ゆうちょ銀行にはカードローンのほか、「預金担保自動貸付け」という預けている定額預金や定期貯金を担保にお金を借りられる方法があります。

郵便局で定額預金や定期預金の預け入れがあることが貸付条件になりますので、これを満たしているのなら未成年者でも融資が受けられます。

銀行カードローンの金利水準15.0%に対して、ゆうちょ銀行の預金担保自動貸付けは金利1%未満で融資が受けられるため大変低金利です。

郵便局でお金を借りる!ゆうちょ銀行ATMで借り入れする方法について解説

郵便局・ゆうちょ銀行からお金を借りる方法があることをご存知でしょうか。ゆうちょ銀行ATMの自動貸付けで、審査なしの借り入れが可能となります。ゆうちょ銀行の担保自動貸付のやり方をわかりやすく解説しています。

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