他社からの借入がある状況で、新たな借金をしたいなら消費者金融でのキャッシングが得策です。
現在、銀行のカードローンは行き過ぎた融資姿勢が問題となり、他社からの借り入れがある人への貸付を制限している状況にあります。
銀行カードローンでは、既に借り入れがある状態で追加融資を受けるのが難しいと考察されますので、より柔軟な消費者金融を選択する必要があります。
他社借入があってもカードローンの審査に通るコツ
カードローンの審査へ通るには、他社借入の状況によって借入手段を選択する必要があります。
審査通過を前提とした話になりますが、他社借入4件までなら消費者金融でキャッシングがおこなえます。
ただ、5件以上の借り入れは消費者金融でも難しくなりますので、おまとめローンで返済を目的とした借り換えをおこなうのがベターです。
他社借入4件までなら消費者金融へ
消費者金融は、4件目までの借り入れに柔軟に審査がされます。
他社からの借入がある状況では、銀行融資が期待できないため、やや金利は高くなってしまいますが消費者金融で借り入れをおこなうのが賢明です。
大手消費者金融なら、銀行カードローンとは異なり融資までのスピードが速く、申込当日のキャッシングに対応してもらえます。
他社借入5件・総量規制を超えているなら消費者金融の「おまとめローン」
消費者金融のおまとめローンなら、今よりも金利が安くなる
他社借入5件・既に総量規制(年収の3分の1)を超えているなら、返済の負担を軽くすることを目的とした消費者金融の「おまとめローン」で借り換えするのが大変便利です。
消費者金融は、通常の方法では総量規制を超えた融資に対応してもらえませんが、あなたが自ら申し出ることで総量規制をオーバーした状況であっても借り入れがおこなえます。いわば総量規制の抜け道のようなものです。
消費者金融の「おまとめ」なら、他社借入5件目でも融資されるだけでなく、今よりも金利が下がるローンプランで借り換えがおこなえるので、月々の返済負担がぐっと軽減されます。
消費者金融のおまとめローンは、銀行融資とは違い「返済を目的としたローンプラン」となりますので、追加借り入れはおこなえなくなります。その点のみご注意ください。
他社借入のカードローン審査に通る人・通らない人の特徴
他社から借入があっても借りるには、「返済能力の有無」という新たに貸しても返せるかどうかが、大変重要視されます。
審査に通る人
- 一度もローンを滞納していない
- 他社借入額や件数に嘘をついていない
- 収入証明書の提出がおこなえる
- 勤続年数が1〜3年以上ある
- 1ヶ月以内に他社のカードローンへ申込みをしていない
審査に通らない人
- 収入が安定していない
- 年間のローン返済額を合算して年収の50%を超えている
- 過去5年間に2〜3回以上ローンの滞納をした
- 70〜75歳までにローン完済ができない
- 過去5年以内にクレジットカードを止められた経験がある
- カードローンの借入額が年収の2分の1を超えている
年間のローン返済額が50%以上になる人は審査に落ちやすい
カードローンだけでなく住宅ローン・自動車ローン等の返済額を合算し、年間のローン返済額が50%を超えている場合は、返済比率がオーバーしていると判断され、新たな融資が受けられない可能性があります。
年間のローン返済額が年収の50%以上になるなら、これ以上の借り入れが難しい状況にあるといえます。
下記の記事でカードローンの審査落ちした理由を詳しくまとめていますので、合わせてご覧ください。
カードローンの審査落ちしたらどうする?落ちた理由とその解決方法
カードローンの審査落ちしたら、もう借りれないと思っていませんか?なぜ審査に落ちたのか、その理由を知って同じ過ちを繰り返さないことで、新たに借り入れできるケースは多くあります。また再申し込みで融資が受けられるパターンもありますので、まずは原因を突き止めて解決方法を講じていきましょう。
カードローンの審査は他社からの借入金額・件数・返済履歴が最重要
カードローンの審査では、他社からの借入金額や件数、返済履歴が最も重要とされています。
他社からの借入金額や件数が少ないほど機械スコアリングによる点数が高くなり、自動審査(一時審査)に通過しやすくなります。
他社借入の状況と合わせて、返済履歴も重視されるポイントになります。
返済履歴は、過去5年間分の返済記録がさかのぼって調べられ、期日までにしっかり返済しているほど、また最終的に完済している履歴があるほどより良い点数になりやすいといわれています。
それとは対照的に、虚偽の申告(嘘)や自己破産の記録などがある場合は、一時審査に通過しない仕組みになっていますので、要注意です。
他社借入の件数や金額の範囲が分からない場合は、下記の記事も合わせてご覧ください。
この記事では、他社からの借入件数や金額とは、どこからどこまでを含むのかについて徹底解説しています。他社借入の金額や件数を少なく見せる裏技も合わせて紹介しています。
他社から借入がある状況で審査に通らないならおまとめローンへ
他社から借入がある状況でカードローン審査に落ちてしまいそうなら、おまとめローンで複数の借金を1本化し、より金利を下げたローンプランを提案してもらうのが良いと思います。
「社会的な信用が低い」という理由から審査に落ちてしまった場合はもう打つ手がないと考察されますが、そうではなく返済能力を超えているという理由から審査通過が見込めないようであれば、まだ打つ手はあります。
おまとめローンなら、返済余力さえあれば他社から借り入れがあっても柔軟に審査がされます。
「おまとめ」で借金をひとつの金融機関に集約し、管理しやすい状況を作れば「◯◯年後に完済できる」という目処が立てられるようになり、借金生活から抜け出すことができます。
おまとめローンなら返済能力を超えても審査に通過する!?
おまとめローンは、追加融資型の通常のカードローンとは異なり、返済目的型のローンプランとなりますので、返済能力を超えていても柔軟に審査がされます。
他社からの借金を1つの金融機関に集約することで、貸付額が大きくなりそのぶん利益収入が見込めるようになるため、金融機関もおまとめローンをメリットとして受け取るからです。
おまとめローンは、借りる人貸す人のいずれにもメリットがあるからこそ、積極的な融資姿勢が期待できます。
消費者金融での「おまとめ」なら確実に金利が下がる
確実に返済負担を減らすなら、消費者金融でのおまとめローンを選択することをおすすめします。
おまとめローンという無担保の個人向けローンは、銀行にも消費者金融にもあります。
しかし、銀行にはおまとめローンという専用プランの扱いがなく、「おまとめ」できたとしても通常のカードローンと同様のプランとなるケースが多いです。
その一方で消費者金融のおまとめローンは、総量規制超の貸付をおこなう代わりに利息負担の軽減するプランの提案が義務付けられているため、確実に金利が下がります。
たとえば、いまの借入額が300万円とします。既に年収の2分の1を超えており、返済期間5年で計算するとそこにかかる利息は1,570,775円にもなります。
これを消費者金融で「おまとめ」して金利を5%下げたローンプランが提案された場合、約50万円も利息負担が軽減されます。
ただ、消費者金融を含む金融機関は返済能力を超えた貸し付けが禁止されていますので、総量規制超の他社借入があるなら、返済を目的とした「おまとめローン」で借り換えをするのが得策です。
おまとめローンについて下記の記事で詳しく紹介していますので、合わせてご覧ください。
おまとめローンの審査に通るためのコツと審査落ちする思わぬ落とし穴
おまとめローンの審査に通るかどうか不安で申し込みをするのが怖くなっている人も多いのではないでしょうか。おまとめローンの審査に通過するコツを教えます。どんな人がおまとめローンの審査に落ちやすいのか、自分に合った審査がゆるい借り換えローンはどれなのか、事前に理解しておけば審査落ちのリスクをぐっと減らせます。一本化して借金を減額していきましょう。
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