カードローンでお金を借りる時に嘘をつくと、ほぼ100%バレて自動審査(仮審査)で落ちてしまいます。
そのままバレずに審査に通過した場合でも、後日その事実(嘘)が発覚したときにカードローン規約に違反したとして一括返済を求められてしまう可能性があります。
他社からの借入金額や件数などを偽っても、有利どころか不利になることが多いため、避けたほうが良いといえるでしょう。
この記事では、他社借入なしと嘘をつくとどうなるのか紹介しています。
カードローン審査で他社借入額や件数の嘘をつくと100%バレる
カードローンの審査で嘘をつくと「社会的信用が低い」という判断がされ、審査に落ちてしまいます。
それどろこか、カードローンの利用が止められたり、クレジットカードが発行されなかったりすることがあります。
「虚偽の申告(嘘)」についての情報は、個人信用情報機関に最大6ヶ月間登録され、その期間中は金融事故者扱いとなり各種ローンが組めなくなります。
なぜ嘘がバレてしまうのか?
申し込み情報の「嘘」は、個人信用情報機関に登録されている本人の個人情報と照合したときに発覚します。
カードローンは、「個人信用情報の取り扱いに関する同意書」に同意したうえで、審査の申し込みをおこないます。
個人信用情報機関には、本人の個人情報として下記の情報が保管されています。
- 氏名
- 住所
- 生年月日
- 電話番号
- 勤務先情報
- 契約内容
- 貸付額
- 最終返還期日
金融機関は、これらの個人情報を元に審査をおこなっていきます。
過去5年間分の個人情報と、新たな申し込み情報を照合した「与信(信用)審査」がおこなわれ、信用力の「可否」が判断されます。
それによって矛盾点(嘘)があれば信用供与がおこなえなくなり、結果お金が借りられなくなります。
嘘がバレるとお金が借りられません
カードローンなどの貸し付けは、信用取引とも呼ばれ、顧客と金融機関の信用のうえで成り立ちます。
カードローンの申し込み情報というのは信用力を試すところでもあり、当然ながら信用を失えばお金が借りられなくなります。
どうせ嘘をついたところでバレてしまうのなら、初めから正直に申告したほうがいいでしょう。
他社借り入れがあるときの審査に通るコツを、下記の記事で紹介していますので合わせてご覧ください。
他社借入があってもカードローンの審査に通る?何件までが目安?
この記事では、他社からの借入がある状況でキャッシング審査に通る方法やコツについて解説しています。他社借入ありでも借りれるカードローンも合わせて紹介しています。
カードローンの利用中でも嘘がバレる!?
カードローンを利用しているときに、嘘がバレてしまうケースもあります。
カードローンは、初期与信後にも途上与信という定期審査がおこなわれ、利用者の利用状況や返済状況がチェックされます。
途上与信は、顧客の信用力の見直しをする目的がありますので、偽った情報が発見されれば限度額の減額または一括返済を求められることがあります。
カードローン利用中に嘘がバレるタイミング
入会審査では嘘がバレずに運良く通過したが、次のような事由から問題が発覚したというケースもありますので、ご注意ください。
- 増額申請をおこなったとき
- 途上与信(定期審査)がおこなわれたとき
- 他社のカードローンへ申し込みをしたとき
- クレジットカードを作ったとき
- 携帯電話の本体代金を割賦金(分割払い)にしたとき
- 利用先の金融機関でカードローンを滞納したとき
カードローンやクレジットカードの各種ローン審査へ申し込みをすると、その申し込み情報は上書きされずに5年間ほど記録として残されます。
利用中の金融機関の申込情報と、新たな申込情報を照合した際に、矛盾点があれば情報に嘘があったことがバレてしまいます。
異なる金融機関であっても、同じ個人信用情報機関に加盟していれば情報共有することができ、その情報に嘘があるかどうかを見極めることができます。
既に他社借り入れ状況が4件もある!さらに借りるには嘘をつくべき?
ごく稀に、嘘をついてもバレずにそのまま審査通過するケースがあります。
しかし、カードローンでは利用中の顧客の延滞や偽造・不正等を管理するために定期審査がされますので、その場で嘘がバレなくてもいずれ金融機関等に知られることになります。
では、既に他社借り入れがある状況で嘘をつくと、その後どうなるのかを具体的に解説していきましょう。
嘘をついてカードローン審査に通った!その後にあるリスクとは?
嘘をついてカードローン審査に通ったとします。
そうすると次のような事態に発展する可能性があります。
1.一括返済を求められる
定期審査の際にその嘘が発覚すると、最悪の場合、全ての金融機関から一括返済を求められることがあります。
一括返済を求められたら、直ちに全額を返金しなくてはなりません。
金融機関から利用者宛にカードローン契約解除についての通達がいきなり届き、強制的にカードローンが解約されます。
2.裁判に発展する
金融会社から指定された期限内に全額返金できなかった場合は、裁判へと発展します。
全額返済できるほど、お金に余裕があればそもそも借金なんてしていない人が多いはずです。
返せないからといってそのまま放置すると、最悪の結果が待っています。
3.財産が差し押さえられる
裁判所から債務者(利用者)の自宅宛に、「支払督促」という金銭の支払を促す書類が郵送されます。
これを受け取ってから2週間以内に督促異議の申し立てをおこなわなかった場合、強制的に財産が差し押さえられることになります。
強制執行の手続きがおこなわれると、給料や財産が差し押さえられたりすることがあります。
カードローンの審査で嘘をつくと、一括返済という制裁が待っています。
カードローンの申し込みでは正直に記入するべき
カードローン申し込みは、後日のトラブルを避けるためにも真実を記入する必要があります。
上述は、最悪のケースまでを事例として挙げました。
規約に違反した場合は、「期限前の利益喪失事由」により金融機関から通知催告されることなく、あなた(契約者)は債務全額を返済しなくてはなりません。
他社借入が多いなら「嘘」より「おまとめローン」を選ぼう
他社借入が多い状況にあるなら、嘘をつくのではなく、おまとめローンを検討されることをおすすめします。
おまとめローンでは、借入金を1社にまとめられるうえ、利息負担が軽減できる可能性があります。
とくに消費者金融のおまとめローンは、総量規制以上の借り入れに対応してもらえるほか、金利が下がるローンプランを提案してもらえるので、100パーセント利息負担が下がることが保証されています。
他社からの借入が多く、カードローン審査に通るか不安な場合は、消費者金融でおまとめローンについての相談をしてみるといいでしょう。
おまとめローンについて下記のページで詳しく紹介しています。そちらも合わせてご覧ください。
おまとめローンの審査に通るためのコツと審査落ちする思わぬ落とし穴
おまとめローンの審査に通るかどうか不安で申し込みをするのが怖くなっている人も多いのではないでしょうか。おまとめローンの審査に通過するコツを教えます。どんな人がおまとめローンの審査に落ちやすいのか、自分に合った審査がゆるい借り換えローンはどれなのか、事前に理解しておけば審査落ちのリスクをぐっと減らせます。一本化して借金を減額していきましょう。
他社からの借り入れが多く、これ以上借りられない状況にあるなら、おまとめローンで返済を目的とした借り入れをおこなうのが良いと思います。
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