2010年01月25日
蔵の中のおひな様


足助にあるマンリン書店さんの「蔵の中ギャラリー」に
「おひな様が飾られた」というお話を聞いて、拝見しに行ってきました。



一足早い「中馬のおひなさん」です。


マンリン書店さんのおひな様は


お蔵のギャラリーの さらにその奥
静かなお茶室に ひっそりと飾られていました。


 



 



障子窓からの 薄明かりに
ぼんやりと浮かび上がる小さなお顔の上品なおひな様。


 



しんと静まり返っています。



ご店主の深見さんはこのおひな様を飾るにあたって
「陰翳礼讃」という様式美を大切にされているそうです。
どこへ行っても明るい現代において忘れられようとしている、光と影の織りなす静かな空気の美しさ。


 


 


 


 


 


 


 


 



昔からおひな様には「一生の災厄を身代わりにさせる」など、祭礼的な意味合いを持つ部分があり、又皇族の姿を模している事などもあり、軽々しく扱う物ではないという思いがあるそうです。


明るく楽しく飾るものではなく、大切に大切にひっそりと飾って大事にする物。


そんな思いが この静かな空間の演出となっているのです。


 


 


 


 


 


 


 



素敵なエピソードがありましたよ。



「おひなさまにまつわる思い出」
両親から、おひな様達は皆が寝静まった夜中に、ひな段からおりて来て踊りあかすと話してくれました。
私たち子供は夜遅くまでおひな様を見続けていましたが、つい眠くなって床についてしまい一度も見た事がなく、いつのまにか成長して忘れてしまいました。
その事が印象深く残っています。


との事なんです。


 


 



そういえば
そういう想いって 私も持っていた覚えがあります。


部屋に飾ってあったおひな様。
うれしくて 昼間はずっと眺めていたのだけど
夜になって その部屋の前を通る時には
扉をあけたら いけない様な そんな気持ち。


 



 



そんな 遠い記憶を思い起こさせる様な マンリン書店さんの「おひな様」


懐かしい気持ちに浸ってみるのはいかがでしょうか。


 


 


 


1月中の蔵の中ギャラリーは「新春」をイメージした清々しい飾り付けです。


 



 



すっきりと整えられたお蔵の中に、大きな餅花をアレンジした寿ぎの季節のイメージ。


 



一年のスタートの月に
「今年も美しいものに触れ 心ゆたかな一年でありますように」


 



 



そんなご店主さんの心遣いが伝わってくる様な 1月のマンリン書店さんでした。


 



あと


冬の季節の限定品
「蔵の中オリジナルのキャラメルムー」(1袋 500円)


手づくりの生キャラメルです。
宝石の様に綺麗な、木イチゴ・バニラ・抹茶の三種類が袋にラッピングされています。


ご店主さんが耳打ちされました。


「これはね みんなで分けたりせずに
 一人で 一つづつ 大事に食べるのが愉しさなのよ」


 


 


 


 


 




 


静かな冬の日に 静かなしつらえのギャラリーを訪れて
秘密の一人の時間の愉しさを ゆったり味わう。


大人ならではの楽しみですね^^


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


足助 蔵の中ギャラリー
入館料:500円 (お茶付き)


マンリン書店 オフィシャルウェブサイト


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定休日 木曜日
営業時間 AM10:00~PM18:00