(2008年6月11日更新)

一般道の案内標識。右の楯のようなサインが州間高速道路のマーク。左の人型はワシントン州道のマーク
筆者は昨夏、アメリカの高速道路を走る機会がありました。アメリカの高速道路は主に「フリーウェイ」と呼ばれ、多くの区間が通行無料となっています。今回利用したのは、州間高速道路(Interstate Highway)5号線。この道は、メキシコ国境からカナダ国境に至るアメリカ西海岸の大動脈ですが、うちワシントン州部分の約400kmを走りました。といってもあちらに在住する友人が運転するレンタカーの助手席に座っていただけですけど。
出発点は、オレゴン州との州境に近いケルソーという田舎町。ここから、アメリカ北西部の大都市・シアトルへ向かいます。
まずはピュージェット湾に面した州都オリンピア市まで、緑豊かな平原の中を突き進みます。インターチェンジの構造は日本と大差なく、すんなり乗ることができました。日本ではあまり見られない車窓風景がなかなか爽快。しかし延々と1時間以上同じような風景が続くので、さすがに飽きてきました…。
ドライバーの友人があくびを繰り返すようになった頃、ちょうどパーキングエリア(Rest Area)が現れたので入ってみることに。そのエリアは、日本のSA・PAの数倍はあろうかという広さ!駐車場の前に広大な芝生広場があり、さすがスケールが違います。ただ休憩施設は、トイレとチップ方式のセルフコーヒースタンドのみで、あまりの簡素さに拍子抜け。日本のSA・PAなら1時間は楽に遊べるのに・・・。
その代わり、インターチェンジの案内標識には、最寄りの町の名前とともに大手ファーストフード店、レストラン、ガソリンスタンドチェーンなどのロゴサインが表示されています。通行無料なので、お腹が空いたら高速道路を下りて店に行こう、ということなのでしょう。


大都市圏に入り、5車線になる道路。交通量はかなり多い

高速道路から見たシアトルの中心部。高層ビル群が印象的
オリンピア市を過ぎ、シアトルまで1時間圏内に入ると、道も次第に混んできます。日本より平均走行速度が速いのに車間距離は短めで、友人はいささか緊張気味。しかし風景は変化に富み、左手に町並みや工場地帯、右手には富士山のようにそびえるレーニア山も見え、助手席に座っているだけなら楽しいものです。
都市部に入ると高速道路網も複雑になり、ジャンクション(JCT)が連続します。やがて正面に摩天楼やマリナーズの本拠地・セーフコフィールドが見え、ついに目的地のシアトルだ!と思ったら、渋滞で車の流れがストップ。さすがにシアトルは大都市。料金所がなくても混むときは混むようです。
わずか3時間半ほどのドライブでしたが、田舎も都会も走ることができ、アメリカの高速道路を充分満喫することができました。いつかは5号線を全線走破してみたいものです。助手席でいいので。